因果応報 早く帰って来い 見習い
こんばんは、本日は休日のはずでしたが、会社の寮が三郷団地にあり、中国人研修生が使用していますが
下層階に水漏れを昨日夜おこしてしまいました。何たることだと叱りとばし、本日は別の寮に「引越し」
こちらの寮は水漏れの心配が無い、同じ団地内で水廻りを最新式にリフォーム済み、第三者に賃貸する
つもりでした。 下層階の方には大変ご迷惑をお掛けし、引越しの肉体的労働とで、くたくたです。
さらに、寮生が一人、休日の為事故前から出かけて帰ってこない、私はここで待機しているしか無く
やるせない思いをブログにぶつけております。しかし世の中はうまく出来ている物で、責任者はこの
様な事故の対応、処置をするために社員より高給を取るものなのでしょう。また私の経験上、悪い事の
後には必ず良い事がある。
あ ひとつ思い出した格言があります。前置きが長くなりますが、時間がありますので、私が商売を始め
て間もない頃外壁塗装をさせて頂き(17年位前)、2年前に2度目の外壁塗装をさせて頂きました。
お施主様は、元警視庁の刑事さんで、17年前には引退してました。仕事上いろいろな方とお会いしますが
警察関係の方は職業を事前に知らなくても、多少話しをすればある程度判る。警察の方が悪い事をしてい
る人を瞬時に見分ける能力の逆張りでしょうか、眼球が鋭く、どのしぐさも逃さない、一般の人は目に行
かない所を見ている、これは情報を瞬時、逃さない様に情報集手、その上挙動不審でもない、眼球が鋭い
のだ。(早く帰って来い 見習い) しかしこのお施主様はまったく上記を感じさせず、10時と3時の
一服を出して頂き、 戦争に行ってラッパを吹いていたとおっしゃっていましたが、その当時私は未熟
な駆け出し、お施主様が戦争の話しになると長い、位にしか思っていませんでした(恥ずかしい)
今は当然違いますよ、なにより命がけの「実話」私たち世代しか本人から聞けない事を認識しています。
したがって、このお施主様の戦争の話しはラッパを吹いていた しか残っておりません(すいません)
しかし2年前は違う、戦争の話しよりも現職時代の話に耳をかたむけ、面白い話しや、責任について
のお話を聞く事が出来、今でも心に残っております この話しを少し掘り下げます、時間がありますの
で、「責任者は朝、塩ッタルイ顔するな」「部下の1日は上役の朝の顔で動く」どんな状況でも朝だけ
は「塩ッタルイ顔を見せては駄目だ」部下がその日粗相があれば、自分の朝の顔を思いだせ、部下の
粗相は自分の責任だと判るはず。 今の自分でやっと少し理解できた様ですが、17年前の私では当然
理解出来ないでしょう。(早く帰ってこい 見習い) 事実弊社でも問題が起きる際、朝、私は心に何か
引っかかっている事、物を確実に部下に伝えていない、この引っかかっている物、事をきちんと伝えれば
問題は回避できたかもしれない。この引っかかる事、物も無い様であれば責任者失格ではないか?、
これが責任者なのだろう。
この辺で格言にはいります、その当時(2年位前)弊社では大変な事件が起こっていました。身近な方
はご存知だと思いますが、弊社の営業部長が横領をしていたのです(お恥ずかしい次第です)
私は彼を(私より年上です)信頼、信用し、お金の事まで任せていましたが発覚後は当然解雇、公正証書
を交わし会社へ毎月返済する事で、告訴しない事としておりました。 ちょうどこの頃2回目の外壁塗装
をさせて頂き、この話しをしました。お施主様は一言 「神様は本当にいるよ」
私の中ではこの格言を越える物が今日現在ありません。 (早く帰って来い 見習い)
私は宗教信者ではありませんし、お施主様もそうでは無い、私はこのお施主様に頂いた格言が私の日常
に反映出来る様、精進したい「因果応報」も意味は同じだと思いますが、私には「神様は本当にいるよ」
PS,来週でも顔を出そう、格言を聞きに。 明日も早い着工現場があり、職人を案内しなければ、
早く帰って来い 見習い 私は寝て待つ事にする。