戸建て住宅の下請けから出発し、マンションなどを手がける大手の下請けへ

代表取締役 井上博之
私たちが手がける仕事の中核は塗装工事です。塗装といってもいろいろな分野がありますが、私が職人から独立し、「井上塗装工業」という名で会社を立ち上げた1995年当時は、戸建て住宅を中心に下請けで仕事を得てきました。 その頃は毎日無我夢中で、目の前にある仕事にただひたすら取り組んでいましたが、漠然と戸建て住宅の下請けをしているだけでは将来が不安定だ感じるようになりました。そのためには大手建設会社からも仕事がもらえるようにならなければと思い、大手建設会社に出かけては話をし、徐々に仕事をいただくようになりました。 とはいえ若い塗装会社が大手建設会社から継続的に発注してもらうためには、コツコツと実績を積み、信頼を得ていくしかありません。最初は、他の人がやらないような仕事や予算が厳しい現場も積極的に手がけました。中には大きな赤字になる場合もありましたが、大手建設会社側もそうした状況はきちんと理解しています。予算のない条件でもきっちりとした仕事をすると、次の現場でも声をかけてくれるようになりました。 このようにして少しずつ信頼関係を築き、やがて次々に仕事を発注してもらうようになり、塗装の対象も、マンションやビル、工場など大規模なものの新築工事に広がっていきました。 私一人でスタートした会社も、その後、腕利きの塗装職人が入り現場を任せるようになると、大手塗装会社で現場管理をしていたスペシャリストが仲間に加わり、専属の営業部隊を揃えキメの細かいご提案ができるようになり、総合的に塗装工事を請け負える会社へと育ってきました。 そして2006年、設立当初からの「井上塗装工業」という社名を現在の「インペックス(Iinpex)」に変え、社員・職人一同、気持ちも新たに毎日の業務に取り組んでいます。  

これからも「やる気100%全力投球」で、お客様から信頼いただける会社に成長していきたいと思います。

私にとって今でも忘れられない出来事があります。それは、まだ無我夢中で目の前の仕事をこなしていた頃、ある塗装工事でお世話になったお客様に、とても喜んでいただいたことです。それまで特別な理念も無く仕事に明け暮れていたのですが、その時初めて「お客様あっての我々なのだ」と実感することができたのです。なぜ、私たちの会社が生かされているのか。あらためて考えてみて、お客様や社会あっての私たちだということを痛切に感じました。それ以来、私の意識は大きく変わりました。今思えば、それがインペックスのターニングポイントだったんだと思います。それ以来、「やる気100%全力投球」という言葉をモットーにし、名刺にも刷り込みました。こちらが目一杯の姿勢で取り組むと、その分お客様の声も返ってくることも次第に分かってきました。お客様の声にしっかり耳を傾けていけばいくほど、中途半端なことはできないぞという思いは強くなりました もうすぐインペックスは創業25年を迎えます。これまで以上に自分を厳しく律して、お客様に今まで以上に喜んでいただき、社会に貢献していける会社に育てていくのが私の願いです。
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