社内改善活動 無駄の排除編
施工管理部 渡部です。
皆さん、職人さんが塗料を入れたバケツにこんなことをしているのをご存知ですか?
現場で使った塗料を会社に持ち帰る際、こぼれたり臭気が車内に充満するのを防ぐためにマスカーという養生用の道具で即席の被せものをしています。
恐らくほとんどの塗装店もこのやり方で持ち運ぶことが多いのではないでしょうか?
かくいうインペックスもやはりこのやり方なのです。
しかし、前回の社内改善会議では他の塗装店で職人として働いていた経験のある、施工管理部 小野寺からこんな意見が出ました。
「少量かつ短期間塗料を保管・持ち運びするとき、前塗装店ではこうしていた。今の方法では無駄が出るのではないか」
実はマスカーを用いた方法はゴミが出やすいのです。
バケツの中身を出すときに被せものを外すとこのようになります。
ではこの無駄(&ゴミ)を無くす方法とは。
下の写真のビニールは本来、新築や内部の改修など仕上がった床を汚さないために靴にかぶせるシューズカバー
これを、
こうして、
こうする!
安価で手に入り、再利用もできて無駄もゴミも手間も減る。
最終仕上げ業者の一つで改修もこなすインペックスではシューズカバー本来の用途としても利用できる。まさにうってつけのものです。
ちなみに現場経験の長い社長や職長たちもこの方法は知らなかったそうです。
早速職長たちに配布し使用してもらうと、やはり とても楽でいい! とのことです。
恥ずかしながらまだまだインペックスには改善すべき点があります。
今後もよりよい会社を作り上げるため改善活動を行っていきます。
私事ではありますが、インペックスでの経験を生かし2級建築施工管理技士に合格いたしました。
受験資格を満たし次第1級にも挑戦するつもりです。
今後ともよろしくお願いいたします。
施工管理部 渡部