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私はこの美しいフォルムに魅了され少々大げさだが、後世に残す事にした。
この納屋は建具を見るとおそらく昭和20年代に建てらのではないかと思おもわれる。
瓦は20年前に母屋の新築時に同じ瓦で葺き替えられている。
この外壁トタンの下には新築当初の土壁、漆喰、杉板などがでてくるであろう?
ワクワクしながらトタンをはいでいく!
何と言うことでしょう! すばらし!真壁!土壁! 想像以上のフォルムに感動を覚えた。
しかし土壁の状態は最悪!
同級生の左官屋に土壁で再生できないかと相談したが、
「手間食うぞ」「もたねえぞ」 略すと「お金がかかるぞ」「長持ちしないぞ」である。
どう再生するか検討しこの様な流れになりました。
壁面の土壁を落とします。真っ黒になりながら土壁の解体を行い、
ラスカットと言うコンパネにモルタルの下塗りが施されてラス網と防水シートを省略された建材。
ラスカットジョイント部にシーリングを施し、モルタルを金鏝おさえ。
土壁調の仕上げ材を金鏝で仕上げます。
足場を解体して完了です。
納屋の中にあった古い建具を移植し完成です。
先人の技術には驚かされました。この納屋を100年後まで残す!