06.05.18
0.3mm以下のクラック処理は無機材で
カテゴリ:
こんばんは、現在進行しているモルタル外壁の塗替えで、大切な下地処理方法をお知らせします。
クラック(ひび割れ)の処理で、マンション等の大規模工事の仕様では当たり前の事なのですが、
一般の住宅ではあまり見かけない処理方法です。
大規模改修工事の仕様では、通常0.3mm以下のクラックは、無機材(カチオン系フィーラー)を
クラック部に刷り込みます。
一般の住宅では業者によりますが、コーキングをして、その上から塗装にはいります。
クラック部にコーキングも有効ですが、コーキングをした後、無機材を塗布しないとコーキング材に
含まれる可塑剤が時間とともに、表面に出て埃等を付着させ、クラック処理した部分だけ浮き出たよう
に汚れます。現在可塑剤を含まないコーキングが出ていますが、それでも汚れがつきやすいです。
弊社では、この仕様で、0.3mm以下のクラックには無機材で処理しております。
前の記事「貧乏性の私。」→
←「住宅の外壁塗替え 架設足場」次の記事