16.10.24
社内改善活動 アルミ脚立編
施工管理部 渡部です。
前回 「パイプ脚立は安全規格外のため使用することはできない」という記事を書きました。
今回の議題は「アルミ脚立でも作業所で使用できない場合がある。安全性能を上げて使用できるようにしていこう」というもの。
今インペックスにあるアルミ製脚立は安全規格を有しているのか?
これについては事業所やゼネコン様のルール次第といったところです。
実は、そもそも脚立自体の持ち込みも禁止している事業所が増えてきているのです。
さてこのアルミ脚立、踏み桟の幅の規格としては十分ですが、インペックスでは更に安全性能を付与するためこんな処置を施しました。
ノンスリップテープを踏み桟に装着。
このノンスリップテープ、表面を拡大して見てみるとこんな風になっています。
この表面のザラザラが靴裏との摩擦力を高め、スリップによる事故を無くす。
とても目立つので暗い現場内や足元が見づらい状況でもわかりやすい。
職人たちの持つ脚立も一度全て回収し装着しました。
法令に定められている「安全作業を行う上で必要な面積を有していること」とは直接関係はありません。
しかし法令がすべてではなく、あくまでも「作業員が安全に作業を行えるか」これを基準に行動していかなければならないのです。
今回は実際に現場作業で使用する資材についての改善活動をしました。
これはすぐに効果の表れてくるものだけに、うまく社内改善に繋がったと思います。これからもよろしくお願いいたします。
施工管理部 渡部
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